今月に入ってから、少しスケジュールのタイトさに追われる事なく、一日をゆったり過ごし、体調を整えつつ数少ないライブに一つ一つじっくり取り組むことができるようになってきました。
寒さも本格的になってきましたから更に自愛して行かねばです。今月は持病の難病SBMAの検診、脳もみの身体メンテナンスをしっかりやろう!!
ついこの前、古くからの友人のサックス奏者 多田 誠司さんのライブを聴きに行ってきました。本八幡Cool Jojoでの小林洋子さん(p)率いるTEAM TUCKSというバンド。
メンバーは小林洋子(p)多田誠司(as,fl)加藤真一(b)吉岡大輔(ds)。小林さんの壮大なるオリジナル曲を演奏するバンド。
多田誠司さんは、下咽頭癌のステージ4であることを公表し、11月いっぱいで演奏活動に一区切り付け、来月は手術に臨み、まずは治療に専念されるとのこと。化学療法で癌を抑え、演奏活動を続けるという選択肢もある中、手術による根治を目指し、声とサックスの演奏を断腸の思いで諦めることを選んだ。もう一度彼のサックスの演奏を生で聞かねばと思いライブに足を運んだ。
思えば彼とは40年近く前からの付き合いではなかろうか。
多田さんが地元高松でサックス奏者を目指し、会社勤めを辞め、1988年上京してプロを目指します!という壮行ライブに参加したのだった。僕はその頃大阪で活動していたので大阪から参加した。その時が初共演だ。
その後、程なくして自分も上京してまた会うことになる。
そして、1999年、日野皓正バンドに参加されたことで、また濃い10年間を共に送ることになった。また「the MOST」というバンドにも参加し、色々と付き合いの深い人。

日野皓正バンドでカンボジアに行った時のショット。

2007年「the MOST」

日野皓正クインテット。和丸(ds)が加入したての頃。2008年頃。

一番直近で演奏したのはこの時かな。2023年富山にて。
この歳になってくると、どこかしら身体に不調が出てくるのは当たり前か。人間だもの。生きている証拠。避けられないこと。今度はそういう自分とどう向き合って生きていくかが大切なこと。
多田さんは生きて演奏以外の事をして生きてゆく事を選んだ。心から応援していと思います。彼はポジティブでエネルギッシュだ。必ずや病気を克服し、新しい生き方でまた人生を突き進むに違いない。
11月6日の彼の演奏は、その強い決意を聞いたのだった。