彰の気まぐれ日記:Akira Note

酒蔵でFEURICH

京都から今日は岡山の高梁市へ向かう。今日も初めての場所、しかも酒蔵だ。「成羽大関酒造」の渡辺さんは、地元ならずもかなりの文化人。いろいろなところにこだわりを持っていらっしゃる。お酒は勿論だが、ピアノにもそのこだわりを見せてくれていたのである。なんと、この酒蔵ライブが決定してからピアノを購入したとのことである!うーん凄い!やる気満々!
約100名入る蔵も以前は物置になっていたそうで、片付けてステージまで作ってありピアノが運び込まれ立派なライブ会場になっている。ほんとに初めてなの?と疑いたくなるような用意周到さと気配りに頭が下がりました。
さてさてどんなピアノなんかいなと見てみると「FEURICH」フォイリッヒと読む。聞いたことはあるが見たのも弾くのも全く初めてだ。旧東ドイツのメーカーで150年の歴史を持つ。スタインウエイよりわずかに歴史は古い。音色は..........派手ではないがドイツの伝統が感じられるコクのある音だ。
20年ほど前の楽器らしくメンテは行き届いている。こういう楽器を選ぶということにしても渡辺さんはこだわったのだろう。
この町でライブがあるのは珍しいことらしく、チケットは早々に売り切れた聞いていたので安心していたが、本当にたくさんの熱心なお客さんに集まっていただき感動しました!珍しいFEURICHを使って珍しい場所、シュチュエーションでの初コンサートは大成功!!また次回の公演を!とのあり難い声をいただいた。必ず来たいぞ〜〜!

コンサートが終わって渡辺家で食事をいただく。今日のコンサートのスタッフも一家総出だし、料理も手作り。ありがたいことだ。おまけに酒も手作り!(当たり前か)
僕は運転手だし体調も崩しかけていたのでお酒は頂かなかったが、しっかりと大吟醸をおみやげに買って帰って飲んだがすっきりとした舌触りと喉越しは最高だった!!!日本酒党の方は是非お試し下さい!最後にこの企画をしてくださり、大変お世話になった土井美智子さん、本当にありがとうございました。

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