早いものでトコさんが亡くなって7年が経った。今年もトコさんを慕って日野皓正バンドを始め、弟子たちのドラマーやミュージシャンがたくさん集まって「アルフィー」でのライブ。もうあまり湿っぽい雰囲気は無くなり、亡き故人の偉大な想い出に皆笑顔で集まってくるという感じだ。
今年は遠山英一郎、力武誠、山田香、渡辺裕之の弟子軍団に加えて大阪から鬼束大我くんが上京し大セッションとなった。
皆それぞれタイム感や音色、アプローチが違っていて面白い。
今日は皆一言づつトコさんの想い出をスピーチし、生前の姿、笑顔を思い出したのだった。僕の一番の思い出と言えば、やはり、もう8年前になるか、初めて日野皓正バンドに呼ばれたチャンスを掴んで、一人大緊張しながら岡山の久世に行った時のこと。それまでに何度もセッションさせてもらったりしながらも、一向に名前を覚えてもらえない。当時のバンドメンバーは石井というやつがピアノ弾きにくるが、誰じゃそりゃというノリだったと思う。そこで顔を合わせてトコさん開口一番「ユーが石井かあ〜?!」それでやっと名前と顔を覚えてもらえたのだった。その日のコンサートを死に物狂いで終え、日野さんにも暖かい言葉をかけてもらい、夜中にホテルのトコさんの部屋に当時のボーヤの力武誠とともに呼ばれビールを何本も飲みながらその日のコンサートの録音テープ(カセットのウオークマンだったなあ)を聞きながら「ユー、兄貴のバンド入っちゃうかもしれないよ!」と笑顔で言ってくれた。この日の事は一生忘れられないだろう!
その後、わずか一年程だったが、日野バンドでもそうだし、トコさんの最後のクインテットとなった川嶋哲郎、山田穣、安カ川大樹とのバンドでのラストレコーディングに参加させてもらい曲まで提供させてもらったことには感謝の気持ちで一杯だ!!
これからも日野元彦「トコさん」は永遠に皆の心の中に生き続けていくだろう。
いいお話ですね〜。
短い期間でも、日野元彦さんと共演された事は素晴らしいと思います(感動)
大我君、上京されたんですね、小さいのに東京でもそんな大きなお仕事されてて凄いです(>_<) うちの下の子と同い年なのに・・・(^_^;)
えーこさん、ありがとう!え〜話でっしゃろ?!形の無い宝物です。
大我君は仕事で来たんじゃなく、トコさんと日野さんに敬意を払って自ら進んで来るんだよオ!見上げた根性じゃないすか?!
近頃、パソコンを開けると、なにげに気になりこちらのページを覗かせてもらっています(笑)。
トコさんっていう呼び名も含め、日野元彦さんのお名前は、職場の方からたまたま聞いていましたが、演奏を聴いたことがなく・・・今になって、ドラムについてじっくり聴きたいなぁ〜と、遅まきに思っている次第です。生で聴かせてもらうことは無理ですが、ドラムをじっくり聴けるようになり、日野さんを感じられるような日が来ればいいなぁと思っています。あぁ〜まったく、初心者マークです・・・。
さえさん、ありがとうございます。トコさんのドラムはCDで素晴らしい演奏がたくさん残っています!是非耳を傾けて下さい。日本のジャズ界がいかに大きな人を早くに失ったかがわかるはずです。