なかなか、こういう「物」を見て演奏することはない。しかし、れっきとした楽譜なのだ。
現代音楽の分野において、図形を用いて演奏を指示してあることは稀ではない。楽譜はもはや、「五線紙」だけではないのです。
ジャズ演奏において。いわゆるフリーミュージック。何かしらの主題があり、その後にインウロヴィゼーションに制限が無く、その奏者の感性だけに委ねられる。
この「譜面」に音はない。作曲者のイメージが図形化されているのみ。漠然とした台本のような物だ。音の高さ、長さ、強さ、動き、全てこの図からそれぞれがイメージを膨らませて音にしていく。
ベース奏者、井野信義さんの作品です。御茶ノ水ナルでのセッションは、この譜面に象徴されるように、方法論からアプローチまで、とても興味深く、刺激的な時間でした。ここ数年、自分でも日野さんのバンドでも試みているフリーミュージック。いろいろな表現があります。正に十人十色。
井野さんのベースは熱く熱く熱く。深く深く深く。パッションと思考の尊敬すべきミュージシャンでした。感動。
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