久しぶりに石井家Duoでの工房花屋出演です。 石井智大との活動はQuadrangleとともにこのDuoが大きなものになりつつあります。 6月には十勝において「Photo & Music Live 2026」というコンサートに出演しました。 十勝の4人のフォットグラファー達とのミニムービーと自作曲とのコラボ。これは一つの方向性の在り方を実現するまたとない機会になりました。 私は今年4月に発表された「千年の残響」(岩崎量示)の作品に1年半かけて作曲に取り組み、一つの到達点に行きつきました。
私のピアノによる表現は心情と心象風景と共にあり、色彩と温度感、風景を感じる音楽でありたいと思っています。音楽そのものでそれらを感じてもらえればそれで十分と長年思ってきましたが、素晴らしい実際の風景に音楽が加わりさらに強い印象が感じられるようになるのだということ。それがわかってきたのです。 「Photo & Music Live 2026」でライブでもそういうことが可能であるのだという認識がありました。素晴らしい会場、ムービーを映すシステム、これらがあってのものですが。このような企画ができるようになりたい〜新たな目標ができました。
石井家Duoライブでは、「Photo & Music Live 2026」で演奏した曲、もうすぐ制作に取り掛かる新しい作品からの曲など、新しい世界観を感じられるようなライブになると確信しています。ぜひ聴きにいらして下さい。
8/21 (金) 成城学園前 The Moment open 19:00 / start19:30 2shows(入替無し) Music Charge /料金 ¥5,500 https://themoment.tokyo/ 世田谷区成城2-39-7 すみれビルB1F tel:03-3417-1700 mail:info@themoment.tokyo
【Scene of Jazz】石井彰(p) 大坂昌彦(ds) 安ヵ川大樹(b) 19:00〜
8/29 (土) Warp地下(最寄り駅 京王堀之内 or 唐木田) 【Scene of Jazz】石井彰(p) 大坂昌彦(ds) 安ヵ川大樹(b) 15時開演 お問い合わせ&申し込み 小林 mikoba0724@gmail.com
Scene of Jazzシリーズ11作目となる作品。「雨」をテーマに紡ぐ極上のジャズ。ショパンの「雨だれ」や坂本龍一の「Rain」など、ジャンルを超えた名曲全10曲を繊細かつドラマチックに描き出します。メンバーそれぞれのアレンジによる情景描写、気心知れたアンサンブルをお楽しみください
7月23日(木) The Boys Trio Returns 19th Anniversary Special Concert at COTTON CLUB Boys (Akira Ishii, Hideaki Kanazawa, Shun Ishiwaka) 石井彰 (p) 金澤英明 (b) 石若駿 (ds)
今月は大きなライブ、遠征など濃い活動ですが締めくくりは大切な二つの場所で じっくりソロを奏でます。 稲毛 Jazz spot CANDYは妙に波動が合う空間。50周年を迎えた老舗。ママも私も Keith Jarrettを敬愛してやまないところが大きな共感ポイント。それだけではない。 ヨーロッパからもミュージシャンが大挙するスポットで有ることは、この店のオープンマインドがあるからだろう。密着型で音と波動を共有することができる稀有なスポット。
ここ2年間、個人的にBill Evansに向き合い、一人で演奏することは多くなりましたが、トリオやアンサンブルでここまでガッツリ向き合って演奏するのは初めて。そういった意味でも感慨深かった。 Evansががよく使う手法を用いてB b→Eと転調を繰り返すアレンジの”Stella by Starlight”。長いこと演奏しているオリジナル”For Bill”。トリオで演奏するのが初めてだった”One for Helen”。Bill Evansの名演の代名詞のようなバラード”My Foolish Heart”。この4曲を須川崇志と中村海斗とのトリオで演奏できたのは楽しかった。須川君とは日野皓正バンドでの共演、自分の「Chamber Music Trio」などで共演歴は長いが、海斗君はまだ小学生の頃から石若駿に憧れ、よく「Boys」のライブを食い入るように見ていた印象からガラッと変貌し、逞しくクレバーな音楽家に。
アンコールの”Children’s Play Song”は3人のピアニストだけで奏される。可愛らしいメロディを1コーラスずつ転調しながら4コーラスやろう、3コーラス目は何のKeyでもいい、ポリトナリティ(複調)でやろうとだけ決めてぶっつけ本番で臨んだ。二日間とも3人が違うKeyを選んだので結構なカオスになって新しい世界がひらけたのは興味深い結果でした。ファンタジーさを失わずに素敵な世界だった。